■大根の下ごしらえ
寒空の下、収穫されたばかりの大根が積み上げられています。ゆで干し大根用の大根は、真冬の寒さでしっかりと甘みを蓄えた、地のものばかり。収穫後は葉を落とし、手作業で皮をむきます。
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ゆで干し大根に使うのは、大蔵大根。いわゆる「切り干し大根」に使われるのは首の青い青首大根ですが、この大蔵大根は全体が真っ白な品種です。 |
| 皮をむいた後は機械を使ってカットします。 |
大蔵大根は、全体が真っ白。
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このカット方法にゆで干し大根の特徴があります。
ひも状に細く、カットする切り干し大根と比べ、この太さ!
いろいろな具材となじみやすい切干しと比べ、大根の甘みと存在感を十分に味わえるゆで干し大根の特徴が生まれます。
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| 長崎・ゆで干し大根 |
宮崎・切り干し大根 |
■茹でた大根を干し場へ
さて、茹で終わると、いよいよ大根を干す作業にとりかかります。
大根が持ち運ばれた干し場は・・・海岸!?しかも、絶壁です。この絶壁に組まれたやぐらが、大根の干し場なのです。
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崖上に通る道路沿い、ゆで干し大根干しのためのやぐらが並びます。
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この通り、足元からは数十メートル下の海が・・・!
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数十メートルの高さの絶壁に張り出したやぐら。やぐらの床は風が通るよう、網状になっています。こうすることで、絶壁を吹き上げる潮風が網目を通り、大根を乾燥させるのです。潮風で一気に干す、これが三つ目のゆで干し大根の特徴です。 |
■訪問を終えて
ゆで干し大根のおいしさは、食べた人が驚くほど。「大根ってこんなに甘かったの?」「切り干しとは違う食感!」このおいしさの秘密は、太さ・茹で・干しにあります。長崎県の特産品として知る人ぞ知る、ゆで干し大根。今回生産地にお邪魔して、甘い大根を育てる里の恵みと、おいしいゆで干し大根に仕立てる海の恵み、まさに長崎ならではのものだと実感しました。お土産だけでなく、普段のお食事にも、ぜひ召し上がってみて下さい。西海の皆さん、ありがとうございました!