<巻き寿司の基本その1>
■すし飯を用意しましょう。

作りやすい分量 作り方

米:3合
昆布:10cm角
酢:大さじ4
砂糖:大さじ4
塩:小さじ1・1/2

1. 米をといで1時間ほどおき、昆布を入れて硬めに炊く。

2.
なべに酢・砂糖・塩を入れて、さっと煮立たせておく。

3.
炊き上がったご飯を飯切り(木おけ)にあけ、2.をかけまわす。

4.
しゃもじで米粒をつぶさないように混ぜ、うちわであおいで照りをだす。

これで、すし飯の準備はできました!

<巻き寿司の基本その2
■かんぴょうを煮ましょう。

作りやすい分量 作り方

かんぴょう(乾燥):30g
水:3カップ
酒:1/2カップ
砂糖:大さじ4
しょうゆ:大さじ4
みりん:大さじ2

1. かんぴょうはサッと洗って、塩小さじ1(分量外)でよくもむ。

2.
1.を洗って、たっぷりのお湯(分量外)で10分ほど茹でる。

3.
鍋に水・酒・砂糖・みりんとかんぴょうを入れて火にかける。
10分ほど煮たら、しょうゆを加える。

4.
そのまま弱火で煮続け、煮汁が無くなるまで煮て、出来上がり。



■かんぴょう巻き

シンプルな美味しさのかんぴょう巻き。
子供にも人気の巻き寿司です。

 



1. 全形の焼き海苔を半分に切り、まきすにおきます。 2. すし飯を卵くらいの大きさ分を手に取り、海苔に広げます。 3. 真ん中にかんぴょうを2、3本のせます。

●まきすがなければ、竹製のランチョンマットでもできます。
●海苔はザラザラした面を上にして。

●手にすし飯がつくので、酢を水で割った酢水を用意し、付けながら広げましょう。
●すし飯は薄く薄く。向こう側は少し多めに。
●海苔の向こう側は、1.5cm位残しておきます。
●かんぴょうの煮汁はよく切ってからのせましょう。
●かんぴょうをのせる下のすし飯の分量が多いと仕上がりが美しくありません。ご飯粒2〜3粒の厚みがあれば、十分!

4. 親指でまきすを持ち上げ、後の指で具を押さえながら…、くるり。
いったんまきすをはずし、巻き寿司の上にかぶせるようにして向こうへ転がします。
5. 最後、まきすの下の部分をおさえながら、もう一方の手で、まきすごと巻き寿司を手前にぐっと引きます。こうして巻きを締めます。

●決してじゅうたんのように丸めるのではありません。手前のすし飯と向こうのすし飯をくっつけるように、そして、その中にかんぴょうが入り込むように巻きます。

 


かんぴょう巻きの完成!3本巻くと、要領がつかめますよ。
●濡れたふきんで包丁を拭きながら切りましょう。





■柚子の香りの巻き寿司

巻き寿司にはいろんな具が入ります。
きゅうりにでんぶ、かまぼこ・・・。
春を待つ節分の巻き寿司は、季節のものを巻いてみませんか?
具もシンプルに3種類。この分量なら、まるかぶりもへっちゃら!?



作りやすい分量 作り方

<卵>
卵:2個
砂糖:大さじ1
塩:ふたつまみ
油:少々

三つ葉:1束
かんぴょう
焼き海苔
柚子:少々
すし飯

卵焼きは縦半分、さらに縦半分に切り、細長い4本に。三つ葉は茹でる。
かんぴょうは<巻き寿司の基本その2>の要領で煮ておく。
柚子の皮をすりおろす。

1. 海苔(全形1枚)をまきすにのせ、野球ボール大のすし飯を広げる。具をのせる真ん中は少なめに。向こう側は少し多く。

2.
具をのせて、柚子の皮のすりおろしを散らす。

3.
「かんぴょう巻き」の要領で、まきすを持ち上げて、具を抑えながら巻く。

4. まきを締めて、形を整え完成!




<かんぴょうの煮物が余ったら…>


そのままご飯のおかずにも美味しい煮物です。また、ゴマをたっぷりまぶすのもおすすめ。
卵焼きの具にもいいですね。

冷凍保存もできます。長いまま冷凍し、また、巻き寿司に使っても良いですし、細かく切って冷凍し、ちらし寿司の具にも使えます。